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2007年9月17日、東京・渋谷で行われた女子十二楽坊「世界巡回音楽会」。オープニング、鮮やかな青いドレスで登場したメンバーに、ファンから大きな拍手と歓声が沸き起こった。(写真提供:女子十二楽坊公式ネットファンクラブ事務局)
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2007年9月17日、日本ツアー中の女子十二楽坊が、渋谷C.C.Lemonホールで2日目となる東京公演を行った。アルバム『上海』の発売後、初となる待望の日本ツアー。この日、約2000席ある会場はほぼ満席で、女子十二楽坊の来日を待ちかねたファンで熱気に包まれた。
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オープニングはのびやかな二胡の演奏から始まり、中国的な音色を生かした迫力のある合奏へ。2曲目で舞台上の薄い幕が上げられ、目の覚めるような青いドレスに身を包んだメンバーが登場すると、ファンから熱い拍手が沸き起こった。
公演では、アルバム『上海』にも収録されているスティングのカバー曲「フラジャイル」や、イタリアの歌姫ジョルジア・フマンティとの共演で「ハバネラ」を披露したほか、日本で大ヒットした「奇跡」、アルバム収録曲の「輝煌(グローリー)」など中国ムード溢れる楽曲も演奏。さらに鮮やかな真紅のドレスに着替えた後半は、各楽器の独奏に加え、レイ・イン、スン・ティン、チョン・バオ、リャオ・ビンチュイ、マー・ジンジンの5人が歌声を初めて披露。楽器の音色と透明感のある歌声の絶妙なハーモニーで、女子十二楽坊の新たな一面を見せてくれた。
1曲終えるごとに「好!(ブラボー!)」との歓声があがるほど、盛り上がりを見せた東京公演。アンコールには代表曲の「自由」を演奏、およそ1年ぶりとなる東京公演の幕を閉じた。この公演の模様は、「女子十二楽坊公式ネットファンクラブSNS」でも取り上げられ、ファンの間で盛り上がっているという。
日本ツアーは、今月19日に愛媛、20日に高知で行われ、23日の広島がファイナルとなる。さまざまな魅力でグローバルに活躍を続ける女子十二楽坊。今後も、「癒やし系」ミュージックをリードする存在となりそうだ。(翻訳・編集/YO)