2015年7月13日、BBC中国語版サイトによると、中国の大都市の75％弱で基準値超の大気汚染が確認された。

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中国環境保護部は公式サイトで6月の大気汚染状況に関する統計を発表した。PM2．5の基準値は大気1立方メートルあたり35マイクログラムと定められているが、全国74都市のうち基準に達していたのはわずかに19都市。55都市で基準値を超えた大気汚染が確認された。

昨年は69都市で基準値超の大気汚染が確認されており、一定の改善が見られたとも言えるが、地方政府が虚偽の報告をしている可能性も指摘されている。今年4月、中国環境保護部の呉暁青（ウー・シャオチン）副部長は、一部の地方政府は基準値に合わせるために大気汚染のデータを操作していると批判した。（翻訳・編集/増田聡太郎）