「iPhoneもハッキングできるのか?」、韓国国家情報院のハッキングプログラム購入は「モバイル盗聴」が目的か=韓国ネットは猛批判!

Record China    2015年7月16日(木) 6時42分

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13日、韓国・ハンギョレは、韓国国家情報院がイタリアのハッキングソフト開発企業からハッキングプログラムを購入していたことについて、その目的が携帯電話の盗聴だったと報じた。これに対し、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真はiPhone6。

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2015年7月13日、韓国・ハンギョレは、韓国国家情報院がイタリアのハッキングソフト開発企業Hacking Teamからハッキングプログラムを購入していたことについて、その目的が携帯電話の盗聴だったと報じた。

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Hacking Teamから流出した内部資料には、「陸軍5163部隊」という偽装名称を用い、「ナナテック」という購入代理店を介してハッキングプログラムを購入したことや、国家情報院がスマートフォンのハッキングを目的としていたことが記されていた。10年末からイタリアのHacking Teamと送受信された数十件のメールには、「スマートフォン」を強調する文章が複数の箇所で確認できるという。

ナナテックは10年12月、Hacking Teamに電子メールで、ハッキングプログラムの機能と価格について詳細な問い合わせを行った。特に「iPhoneも(ハッキングが)可能なのか」と確認した部分が目立つ。また、11年10月26日にHacking Teamに送った電子メールでも、スマートフォンを強調している。これに対してHacking Teamが、「顧客はノートブックコンピュータではなく、モバイルソリューションをのぞき見したいということか」と尋ねると、ナナテックは「そうだ」という回答を送っていた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「私たちの税金がこんなものに使われているとは。絶望的だ」

朴槿恵(パク・クネ)を弾劾せねばならない」

「国民を保護すべき政府が、国民の私生活まで監視しようとしているとは、どういうことだ」

「政権が変わったら、国家情報院の幹部を全員調べて責任を追及しなければならない」

「国家情報院は国民の税金であらゆる汚いことをしている」

「まったく汚れた政権だ!告発できれば告発したいが、大韓民国の検察に告発したところで意味はない」

「このような民主主義に対する重大な脅威を静観していて良いものだろうか」

「国家情報院ではなくて、ハッカー集団だ!国民ではなく、日本や中国、ロシア米国の情報をハッキングしてみろ!」

「政府がやっていることは北朝鮮と何が違うの?」(翻訳・編集/三田)

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