2015年7月13日、環球網は韓国・聯合ニュースの報道を引用し、韓国海軍少佐が軍事機密を漏らしたとされる問題で、同将校が所属する韓国軍機務司令部（機密を管理する情報機関）の司令が公の場で謝罪したと報じた。

【その他の写真】

同司令部はこれを機に所属する全員を対象とした調査を実施する考えで、調査に向けた特別チームも立ち上げる。また、謝罪した司令は「情報漏えいやスパイ活動の阻止が職責でありながら、今回のような事件が起こってしまった。じくじたる思いだ」と述べ、組織の存在価値に言及。高度な改革策を探りたいとしている。

なお、同司令部では武器商に機密情報を漏らした罪で職員2人に懲役刑が言い渡されるなど、国民の信頼を揺るがす問題がこれまでにも起きている。（翻訳・編集/野谷）