2015年7月13日、環球時報は、中国が9月に計画している抗日戦争勝利70周年の記念式典をめぐり、韓国メディアが朴槿恵（パク・クネ）韓国大統領の参加を促していると報じた。

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韓国・聯合ニュースは12日付の報道で、中国の習近平（シー・ジンピン）国家主席が歴史問題について諸外国との協力を拡大していると指摘。習主席はブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカによる新興5カ国（BRICS）首脳会議で世界反ファシズム戦争の成果について言及し、ロシアなどとの上海協力機構（SCO）の文書の中にもこの内容を盛り込んだ。

また、韓国・中央日報は「中国が最重視している国際的行事に朴大統領が出席するかどうかで、韓国が試される」と報じた。慎重派から「出席すれば、中国の軍事力のひけらかしの“添え物”になる」との意見が出る中、出席に肯定的な人からは「韓国光復軍が抗日戦争に加わった過去もある。出席を懸念する必要はない」との声が出ているという。

韓国・文化日報は「中国が抗日戦争勝利を盛大に祝うように、韓国も8月15日に朝鮮半島光復70周年を祝うべき」と指摘するとともに、韓国は日本の侵略を受けたという点で中国と同じ苦しみを味わっていると論じた。（翻訳・編集/野谷）