中国は「抗戦勝利記念日」の軍事パレードに「寛大な気持ち」で招待も、安倍首相は同日の訪中に尻込み―中国紙

Record China    2015年7月13日(月) 9時51分

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13日、中国・環球時報は、中国政府が9月3日に開催する「抗日戦争勝利記念行事」に関連し、中国側は「寛大な気持ち」で安倍首相を招待しているが、安倍首相は「敏感な日」の訪中に尻込みしていると報じた。写真は中国の建国60年軍事パレード。

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2015年7月13日、中国・環球時報は、中国政府が9月3日に開催する「抗日戦争勝利記念行事」に関連し、中国側は「寛大な気持ち」で安倍首相を招待しているが、安倍首相は「敏感な日」の訪中に尻込みしていると報じた。

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中国外交部の程国平(チョン・グオピン)副部長は先日、習近平(シー・ジンピン)国家主席が中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争の勝利70周年を記念する行事に安倍首相を招待したと明らかにした。

中国は先の戦争で、数千万の軍人・市民が負傷し命を落とすという代償の末に勝利した。当時の侵略国である日本の現在の指導者に対し、中国が前例のない招待状を送ったことは、日中両国が歴史をかがみとして未来に向かうという寛大な姿勢を示すことを、中国側が望んでいることの現れだと受け止められている。

安倍首相が9月3日という「極めて敏感な」日に訪中するかどうか。日本政界ではこの2カ月余り、「手を焼く」問題となってきた。日本メディアは、安倍首相がこの日を避け、その前後に訪中する方向で調整していると報じている。日本政府は谷内正太郎・国家安全保障局長を今月中旬に中国に派遣し、中国側の意向を探る方針だ。

両国の専門家の間では「(安倍首相の9月3日の訪中をめぐる混迷は)歴史問題が日本の最大の心理的負担になっていることの現れだ」という見方が主流となっている。横浜国立大学名誉教授の村田忠禧氏は「安倍首相は記念行事に参加すべきだ」とした上で、「中国の人たちと共に軍事パレードを観覧することに意義がある」と指摘する。(翻訳・編集/柳川)

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