中国人女性は50歳で定年、早すぎる定年が男女不平等の要因に―韓国紙

Record China    2015年7月17日(金) 18時24分

拡大

10日、韓国紙・朝鮮日報は、中国における定年年齢の男女差に関する記事を掲載した。中国の定年年齢は1951年に制定されたが、出産の負担を考えて女性は男性よりも早くなっている。

(1 / 2 枚)

2015年7月10日、韓国紙・朝鮮日報は、中国における定年年齢の男女差に関する記事を掲載した。11日付で参考消息網が伝えた。

その他の写真

中国の定年年齢は男性が60歳、女性が50歳(管理職の場合は55歳)となっている。ネパールやインドに続き、世界でも定年年齢が若い国の一つだ。定年年齢の規定は1951年制定の労働保険条例によって定められたものだ。当時の中国人女性は平均で6人もの子どもを産んでおり、出産と仕事の負担をかんがみて男性よりも若い定年年齢が定められた。

その後、年金制度の改革はあったが、定年年齢の男女差自体は改善されていない。一部では早すぎる定年が男女の不平等につながっていると批判する声も上がっている。今年3月に決定した新たな規定では、段階的に定年年齢を延長し、2022年時点で男女ともに65歳を定年とすることが定められた。(翻訳・編集/増田聡太郎

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携