上海株価、中国当局の下支え策で大幅続伸=東証株価は75円安の1万9779円で終了―ギリシャ債務問題控え調整売り広がる

八牧浩行    2015年7月10日(金) 16時8分

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10日、東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比75円安の1万9779円で終了した。上海株価が昨日続伸したことを受け、日経平均は午前に上昇したが、大引けにかけてポジション(持ち高)調整の売りが出回った。写真は東証。

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2015年7月10日、東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比75円安の1万9779円で終了した。上海株価が続伸したことを受け、日経平均は午前に上昇したが、ギリシャ債務問題を討議する欧州連合(EU)首脳会議を12日に控えた様子見気分が広がり、大引けにかけてポジション(持ち高)調整の売りが出回った。

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中国株式市場では、昨日からの上昇基調を持続、上海総合指数は一時、前日終値比6%超と大幅に上昇し、3900台後半に達した。中国当局による株価下支え策への期待から、買いが集中した模様。市場関係者は「中国当局が打ち出した株価下支え策の効果が出始めた」と見ている。(八牧)

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。東京都日中友好協会特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著・共著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外国為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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