2015年7月8日、韓国・聯合ニュースによると、9日に開幕するゴルフのメジャー大会「全米女子オープン」で優勝を狙うキム・セヨン選手（韓国）のキャディ、ポール・ファスコ氏が、大会追放処分を受けたことが分かった。

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8日、大会を主催する全米ゴルフ協会（USGA）によると、ファスコ氏は7日、大会会場内にあるUSGAのオフィスに無断で侵入し、ピンポジションやコースセッティングなどの内部資料を携帯電話のカメラで撮影していたところを見つかり、USGAから大会出場禁止処分を受けた。

USGAは「ファスコ氏の行為は、試験をする前に試験問題を見るのと同じこと。我々は今大会に出場する全選手を守るため、彼の出場禁止処分を決定した」と述べた。キム選手に処分はなく、すぐに代替キャディーを手配したという。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「キム選手はどんなに驚いただろう…。動揺せずに、良い成績を収めてほしい」

「選手を優勝させたい気持ちは分かるが、ちょっと行き過ぎだ…」

「キャディーにもいろいろ事情があったのだろう。大会が終わったらすべてを明らかにして！」

「困難を乗り越えて、さらに強い選手に成長してほしい」

「画像を消去すれば済む問題でしょ？なぜ出場禁止にするの？」

「見ることと写真を撮ることに何の違いがある？誰でも見られる場所にあったんでしょ？見られてはいけない資料なら、もっと厳重に保管するべき」

「これは100％USGA側の責任！今後は資料の管理を徹底して」

「まさか選手が頼んだわけではないよね？」

「韓国では許されるが、外国では厳しく処罰される。外国にいる時はちゃんと規則を守って！」（翻訳・編集/堂本）