世界で繰り広げられる2大ショー:ギリシャ危機VS中国株式市場暴落の行方は―英メディア

配信日時:2015年7月10日(金) 8時39分
世界で繰り広げられる2大ショー:ギリシャ危機VS中国株式市場暴落の行方は―英メディア
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8日、BBC中国語版は「世界を舞台にした2大ショー:ギリシャ債務VS中国株式市場」と題した記事を掲載した。
2015年7月8日、BBC中国語版は「世界を舞台にした2大ショー:ギリシャ債務VS中国株式市場」と題した記事を掲載した。

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世界を舞台にした2つの大きなショーが演じられている。一つ目の主役はギリシャの債務危機、もう一つの主役は中国の株式市場と約9000万人の投資家たちだ。ちょうど世界の目がギリシャに向いているころに、突然中国の株式市場で起こった出来事に人々は驚いている。

中国株式市場からは、ここ3週間ですでに3兆ドルに上る金額が消し飛んでいる。一方のギリシャの債務は3230億ユーロ、そこにはIMF(世界通貨基金)の16億ユーロも含まれている。

BBCのベテランデスクは、両者の違いについて、ギリシャがデフォルトすれば、その損失を負うのは欧州諸国の一部と国際金融機関だが、中国株の損失は9000万人の投資家が負うことになると語る。この9000万という数字は、中国共産党の党員の数よりも多い。だからこそ中国政府は救済へと動くのである。

専門家たちは、中国株の大きな起伏は正常な現象だが、他と違うのは投資家のほとんどが個人投資家だということだと指摘する。株式市場の成熟には、上場企業の質の改善とともに、現在の個人投資家主導ではなく機関投資家の集団が必要だ。そして、市場を外国に開放し、海外の金融企業に大きな役割を担わせ、外国企業の上場も認める必要がある。必要な改革が行われなければ、中国株は今後も価値のある投資にはなり得ない。

もしも、中国あるいはギリシャが引き起こす金融危機が世界経済の信用を揺るがすことになれば、FRB(連邦準備制度)や英国中央銀行もゼロ金利から抜け出せなくなり、世界経済の前途も楽観を許さないものになるだろう。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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