日本人はなぜ、どんなに暑い日でもスーツを着ているのか?―中国メディア

Record China    2015年7月10日(金) 17時15分

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8日、日本人はいつでもどこでもきちっとしている。中国の多くの人はそう思っている。特に「日本のサラリーマンはいつもスーツを着ている」と強い印象を覚えるようだ。中国人は服装に関しては日本人ほど他人の目を気にしないし、体面より快適さを優先する。資料写真。

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2015年7月8日、日本人はいつでもどこでもきちっとしている。中国の多くの人はそう思っている。そう考える理由の一つはテレビドラマや映画の影響だ。こうした映像作品を見て、「日本のサラリーマンはいつもスーツを着ている」と強い印象を覚えるようだ。中国人は服装に関しては日本人ほど他人の目を気にしないし、体面より快適さを優先する。うだるような酷暑の日でもスーツ姿を堅持する姿は不思議に感じられるのだ。そこで、中国のポータルサイト・網易(NETEASE)は日本在住の中国人留学生に街頭アンケートを実施してもらった。道行くスーツ姿の人たちに「こんなに暑い日でもスーツを着る理由は?」と尋ねる。

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それぞれに人にそれぞれの理由があるのだが、回答者の全員が口をそろえて「暑くてたまらない」と話している。以下は、各回答者のスーツを着る理由。

■会社に出勤するから

スーツ着用は会社の規定。暑いので、いつも水を持ち歩いてこまめに水分補給している。

■就職説明会に参加するため

求人企業に対して失礼のないように。ジャケットやネクタイなしではかっこうがつかない。

■客先とのアポがある日なので

「客先訪問時はスーツは必須」という決まりはないが、スーツだと見栄えがするし、自分自身もスーツを着て臨みたいと思う。スーツ着用はほとんどの企業で求められる、暗黙のルールだと思う。

■結婚前の両家の顔合わせのため 

相手のご両親に落ち着いた、成熟した印象を与えたい。(それほど親しくない)今の段階ではまだ、カジュアルな服装で会うようなムードではない。

■国の金融公庫に貸付金返済の交渉に行くため

こちらは交渉を持ちかける側なので、たとえ相手がノーネクタイだったとしてもきちんとした服装でないと。とくに公的機関を訪問するときは必須。自分は古いタイプの人間かも知れないが、日本人はずっとそうやってきたから。

なお回答者の1人は、「中国では違うの?(スーツ着用の慣例はないのか?)」と反対に質問。インタビュアーの中国人留学生は「どうしても着ないといけないというわけではない。あまりに暑い日ならカジュアルで構わない」と答えていた。(翻訳・編集/愛玉)

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