2015年7月9日、香港・フェニックステレビ（電子版）は、広東省広州市越秀区で、環境汚染の罪に問われた韓国人が懲役刑を言い渡されたと伝えた。

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40代の韓国人と30代の中国人は同市の鉄鋼企業に勤め、生産部で汚水や環境関連の業務を管理していた。同社は2007年末からニッケルメッキの加工を開始したが、汚水を処理する関連設備を設置せず、ニッケルを含んだ汚水がそのまま排出されていた。

現地当局の調査で、同社が排出した汚水からは基準値の3倍を超えるニッケルが検出された。これを受け越秀区の検察院は同社生産部の責任者である韓国人と中国人を起訴。2人は一審で懲役1年2カ月を言い渡された。外国人が環境汚染の罪に問われ懲役を言い渡された事例は、広州市では今回が初めて。（翻訳・編集/内山）