「天皇の免責が日本に右翼化をもたらした」中国国営出版社が抗日戦争史を出版=韓国ネット「全ての責任は米国に」「日本右翼化の一番の被害者は韓国」

Record China    2015年7月9日(木) 10時25分

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8日、韓国メディアによると、中国で「天皇に戦争の責任を追及しなかったことが、現在の日本の右翼化につながった」との内容が記された本が出版されたことが、韓国でも話題となっている。資料写真。

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2015年7月8日、韓国・聯合ニュースによると、中国で「天皇に戦争の責任を追及しなかったことが、現在の日本の右翼化につながった」との内容が記された本が出版されたことが、韓国でも話題となっている。

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中国の人民出版社が今年5月に出版した「中国抗日戦争史簡明読本」は、太平洋戦争の日本人A級戦犯を裁いた極東国際軍事裁判(東京裁判)に関して、「比較的公正だったと言えるが、明らかに欠陥が存在する」とした上で、「裕仁天皇は日本の侵略戦争と日本軍の残虐な行為について、最高指導者としての責任を負っている」と指摘した。さらに、「(侵略戦争と残虐行為を)阻止しようとしなかった」などとして、東京裁判での天皇免責が「日本の右傾化」などの「一連の結果をもたらした」と批判した。

また、A級戦犯容疑者だった岸信介(安倍晋三首相の祖父)が釈放され、首相に就任したことなどを挙げ、「戦犯をかばい、罪を許したことが軍国主義思考の復活の温床を提供した」と指摘した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「正しい意見。そして、その後ろには米国がいた」

「日本を攻撃しているように見えるが、本当は米国を狙っているのだろう。米国は当時、未来の日本をコントロールするために天皇の問題に目をつぶった。その結果、日本は平和憲法の制定と同時に、米国の影響下に入り、今も抜け出せずにいる。つまり、米国は自国の利益のため、天皇の罪を問わなかった。米国の欲心が今の状態を作り上げた」

「中国の領土に対する欲心が現在の日本右翼化の名文を作った。そして、日本の右翼化により、一番大きな被害を受けているのが韓国だ」

「その通り。天皇の責任を追及せず、岸信介を釈放したことが、今日の安倍首相や日本を生むきっかけとなった。全ての責任は米国にある」

「過去は過去。日本の天皇をばかにするな。過去にたくさん悪いことをしたかもしれないが、今の日本人は中国人や韓国人よりも誠実に豊かに暮らしている」(翻訳・編集/堂本

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