日本の元記者「中国に対する中傷だ」、菅官房長官の発言を批判=中国ネット「日本は許しを請う気がない」「日本のジャーナリストは韓国と違って…」

Record China    2015年7月8日(水) 17時5分

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8日、環球時報によると、菅義偉官房長官の中国をけん制する発言について、日本人からも批判の声が上がった。写真は中国人民抗日戦争記念館。

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2015年7月8日、環球時報によると、菅義偉官房長官の中国をけん制する発言について、日本人からも批判の声が上がった。

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中国政府が抗日戦争勝利70周年を記念して各種の活動を行っていることについて、菅官房長官は7日の記者会見で「中国が抗日70年を強調し、歴史問題を国際問題化することは、この地域の平和と安定に役に立つものではない」とした上で、「戦後70年、わが国が平和国家として歩んできた道は国際社会からも高く評価されている。その評価は十分定着しており、何ら影響はない」と強調した。

この発言について、元毎日新聞記者の村田信彦氏は「まったくおかしい」との見解を示す。村田氏は環球時報の取材に応じ、「まるで日本がアジアを侵略したという歴史的事実を否定するかのようであり、中国に対する中傷だ」とし、「安倍首相と菅官房長官は各国の教科書を読み、歴史を学ぶべきだ」と指摘したという。

この報道に、中国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「歴史を認めるなら別だが、認めない上に世界の人々をだまそうとするのだから、話し合いの余地などない」

「この不良国家め。自分たちの過ちを認めないばかりか口止めしようなんてどういうことだ」

「じゃあ、自分たちが広島と長崎に原爆が落とされた日を記念するのは何なんだよ」

「自分たちは原爆の日を記念するくせに、侵略された中国は記念してはいけないと?なんて傲慢で恥知らずな」

「右翼は危険だ。だが、日本の記者は政府を批判できるんだ」

「日本のジャーナリストはやはり善悪を理解している。この点は評価すべき。韓国メディアはとんでもないからな」

「どうして日本のメディアは自国の指導者を好きなように批判できるんだ?」

「抗日戦争を強調するのは、確かに平和には無益かもな」

「中国人が日本を許さないのではなく、日本人が許しを請う気がないということが改めて証明された」(翻訳・編集/北田

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