「抗日戦争の功労者は国民党軍」、9割超が台湾の主張を支持―13億人のアンケート

Record China    2015年7月8日(水) 22時17分

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4日、台湾で日中戦争の勝利から70年を記念する軍事パレードが行われた。馬英九総統はその際に行った演説で、「抗日戦争を主導し、勝利したのは国民党政府だ」と強調した。ボイス・オブ・アメリカ(VOA)のアンケートでは、9割超が「国民党軍」と回答し、台湾の主張を支持している。写真はもともと軍事パレードを行う予定だった台北・総統府前。

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2015年7月4日、台湾で日中戦争の勝利から70年を記念する軍事パレードが行われた。馬英九(マー・インジウ)総統はその際に行った演説で、「抗日戦争を主導し、勝利したのは国民党政府だ」と強調した。

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今年は戦後70年の節目として、中国でも大規模な関連行事が目白押しとなる。しかし、国民党政権下にある台湾は、今回の軍事パレードを通じて「抗日戦争の功労者は中国共産党ではなく、あくまで国民党」とのアピールする意図があったと見られている。

馬総統は演説で、「歴史において真相はただ一つ。8年にわたる戦争は中華民国政府が主導したものであり、何人たりともその事実を改ざん、歪曲(わいきょく)してはならない。戦争を記念するのは勝利を誇示するためではなく、再度の戦争を防ぐためである。憎悪の増幅によらず侵略行為を厳しく批判し、平和を追究するためである」と発言した。

これに対し、中国は外交部を通じて「抗日戦争の勝利は中華民族全体の功績」との見解を表明している。

米国際放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の電子版は4日、これについてアンケートを実施。「抗日戦争の主力になったのは国民党軍、共産党軍のどちらか」と問い掛け、8日正午時点で3327票の回答を得た。うち、1.4%の47票が「共産党軍」、92.7%の3084票が「国民党軍」、5.9%の196票が「両方」と回答しており、実に9割超が台湾の主張を支持している。(翻訳・編集/愛玉)

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