サッカー女子W杯敗者の日本に「真珠湾」「ヒロシマ」ヘイトスピーチ浴びせた米ネット=日本ネットは「在米韓国人の仕業」と冷静

Record China    2015年7月8日(水) 8時58分

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8日、先のFIFA女子ワールドカップ決勝について、米ネットユーザーからは真珠湾攻撃や原爆投下に絡めたヘイトスピーチもどきの発言が寄せられ、韓国ネットからもそれを歓迎する声が聞かれた。写真は真珠湾。

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2015年7月8日、米国が日本を5―2で破り優勝した先のFIFA女子ワールドカップ決勝について、米ネットユーザーからは真珠湾攻撃や原爆投下に絡めたヘイトスピーチもどきの発言が寄せられ、韓国ネットからもそれを歓迎する声が聞かれた。しかし、「真珠湾や原爆を冗談の材料にするなどあってはならないことだ」との良識派米国人の書き込みや「発言は在米韓国人の仕業」と見抜いた日本ネットの冷静な受け止めは救いだ。

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韓国・ソウル新聞によると、競技直後、ネット上ではある米ネットユーザーが「真珠湾攻撃に対する我々の復讐」とコメントすると、他のユーザーが「彼ら(日本)は真珠湾を破壊したが、我々は彼らの夢を破壊した」と応じた。これらのコメントは数千回リツイートされ、ついには「ヒロシマPART2」という表現や、「ヒロシマを爆撃された時のようにつらいか」といったコメントも登場した。しかし、一方で、こうした発言に批判的な声も多く、「発言は米国人として恥ずかしい」との非難や、「W杯はサッカー競技であって戦争ではない」との書き込みも目立ったという。

韓国ネットでは「いくら憎くても、これはないね」と良識的な声も見られたものの、大勢は「むしろ痛快だ」「実に爽快だ」「日本人はまだまだ痛い目に遭うべきだ」との声が支配的。そうした感情の背景には「日本人は、自分たちがつらかったことはよく分かっていても、他人を痛め付けたことは知らんぷりする」との被害者意識がありそうだ。

米韓ネットの「対日ヘイトスピーチ」に対する日本ネットの受け止めは「アメリカ人は基本的に原爆のことに触れたがらない。ヒロシマに言及するのは十中八九、韓国系・中国系アメリカ人」との見方が支配的だ。「スポーツマンシップを理解できる米国民なら、敗者の顔に泥を塗るような無礼なことはしない」と米国に対する信頼はむしろ強く、それだけ「スポーツと政治が切り離せない哀れな国・韓国」に対しては同情心すら感じられる。(編集/KO)

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