元慰安婦の女性「昼は塹壕掘りに駆り出され、夜は慰安婦として働かされた。日本に行って訴えを起こしたい」―中国紙

Record China    2015年7月8日(水) 7時59分

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6日、法制晩報は旧日本軍によって慰安婦にされたという女性が語る当時の状況を紹介した。写真は中国黒竜江省の孫呉慰安所跡地。

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2015年7月6日、法制晩報は旧日本軍によって慰安婦にされたという女性が語る当時の状況を紹介した。

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王志鳳(ワン・ジーフォン)さんは16歳の時、外出先で出くわした日本兵によって慰安所に連れて行かれた。昼間は塹壕(ざんごう)掘りに動員され、夜は慰安婦として働かされたという。虐待を受けたその体は傷口がすぐに化膿し、痛みに苦しんだ。右足には今でも長さ十数センチ、幅数センチもの白い傷跡が残っている。

その後、親せきが集めてくれたお金と引き換えに救出された王さんは家の中に閉じこもる生活を送り、すぐに4歳年下の農村の男性と結婚した。3人の息子に恵まれた王さんは慰安婦にされたという過去について長い間沈黙を保ってきたが、十数年前に政府が慰安婦の調査を始めたことをきっかけに息子にこの事実を明かすこととなった。息子は「この時初めて、母親が外出を極端に恐れる理由が分かった」と語っている。

現在、王さんは高血圧を患っており、夜になると痛み出す足の古傷にも苦しんでいる。抗日ドラマを見ては子どもらに「日本の侵略者は中国から追い出された。日々の生活を大切にするように」と話し、「日本人を訴えて被害者に対する補償を求めたい。誰かが自分たちを日本に連れて行って訴訟を手伝ってくれるのなら、ぜひ行きたい」と事あるごとに口にしている。(翻訳・編集/野谷

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