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13日、新疆ウイグル自治区の気象専門家は同自治区における今年秋冬期の天候について、春夏期に引き続き大荒れとなり、「猛吹雪」や「大寒波」が襲う可能性が高いと予想。
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2007年9月13日、新疆ウイグル自治区のニュースサイト天山網は、同自治区における今年の秋冬期の天候が春夏期に引き続き大荒れになるとの予想を伝えた。
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新疆ウイグル自治区気候センターの上級技術者で気候分析の専門家江運安(ジャン・ユンアン)氏によると、今年の春夏期に同自治区では干ばつや暴風、砂嵐がしばしば発生。逆に豪雨による洪水や冷害、雹・雷による被害も甚大で、天候は極端から極端へ大きく変化する荒れ模様であったと説明した。
江氏はさらに、これからむかえる秋冬期の天候も引き続き大荒れで、同自治区では猛吹雪や暴風・大寒波などの被害が頻発する可能性が高いと予想。気候センターでは、毎日の気象観測とその分析に力を注いでおり、正確な天気予報と迅速な警報を住民にいち早く提供できるよう努力していると語った。(翻訳・編集/本郷智子)