大麻騒動のジャッキー息子、映画「道士下山」で出演シーンはカットされず―中国

Record China    2015年7月3日(金) 12時2分

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2日、チェン・カイコー監督の最新作「道士下山」で、大麻使用により逮捕された俳優ジェイシー・チャンの出演シーンが削除されていないことが明らかになった。

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2015年7月2日、チェン・カイコー(陳凱歌)監督の最新作「道士下山」で、大麻使用により逮捕された俳優ジェイシー・チャン(房祖名)の出演シーンが削除されていないことが明らかになった。鳳凰網が伝えた。

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2日、映画「道士下山」の北京プレミアが行われ、チェン・カイコー監督をはじめ、女優リン・チーリン(林志玲)やF4出身のヴァネス・ウー(呉建豪)ら出演者が姿を見せた。

この映画には、ジャッキー・チェン(成龍)の息子で、昨年9月に大麻使用により逮捕されたジェイシー・チャンも出演している。中国のメディアを総括する広播電影電視総局(広電総局)は同月、薬物や買春など、過去に問題を起こしたタレントをテレビや映画から締め出すことを発表した。このため、ジェイシーの出演シーンも削除されるとみられていたが、これまでチェン監督は正面からの回答を避け続けてきた。

この日、チェン監督はジェイシー出演シーンについて、物語に深く関わる部分だけを選んで残したことを明らかに。共演者でカンフー役者のユン・ワー(元華)が高年齢のため、撮り直しが体力的にきついことを理由の1つに挙げている。

チェン監督は保留シーンについて「スタッフ一同が努力し、苦労して残したもの」と語り、水面下でさまざまな駆け引きがあったことを示した。また、「ジェイシーの犯した過ちを教訓としてほしい」と観客に対しても呼び掛けている。(翻訳・編集/Mathilda

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