日本の世界遺産登録めぐる日韓協議、終盤で難航=「交渉ではなく、日本への懇願」「日本がやっていることは矛盾している」―韓国ネット

Record China    2015年7月4日(土) 12時14分

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3日、韓国・世界日報は、朝鮮人強制徴用施設のユネスコ世界文化遺産登録をめぐって、日韓折衝が最後まで難航していると報じた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。写真は軍艦島。

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2015年7月3日、韓国・世界日報は、朝鮮人強制徴用施設のユネスコ世界文化遺産登録の可否が4日(ドイツ現地時間)に決定される中で、日韓折衝が最後まで難航していると報じた。

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現地ドイツでは、最悪の場合の投票の可能性も排除できないという悲壮な雰囲気で、両国の外交当局が背水の陣で協議を継続していると伝えられた。青瓦台(※韓国大統領府)の朱鐵基(ジュ・チョルギ)外交安保首席秘書官は3日、国会運営委員会に出席し、世界文化遺産登録に関する日韓交渉について、「比較的適正な形で妥結を見るに至り、複数の進展があったが、最終段階で調整すべきことがあり、その過程で若干の難関がある」とし、「韓国側の発言部分で調整が行われているが、すべてがうまくいくことを望んでおり、努力している」と述べた。

報道は、「終盤の争点は、ユネスコの世界遺産委員会(WHC)での、日韓双方の発言内容とレベルである」とし、「日本が申請した『明治日本の産業革命遺産』の世界文化遺産登録が決定すると、韓国はWHC構成国として意見を述べることができる。日本側は、韓国がこの機会を用い、徴用などの歴史問題を取り上げた場合、世界文化遺産としての価値が低下すると見ており、意見陳述の内容を事前に調整することを要求しているが、韓国は難色を示している」と伝えた。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「日本に譲歩したら、それで終わりだ」

「政府は何をしてるんだ。登録自体に反対しろよ」

「登録反対のための交渉をすべきなのに、登録のための交渉をするのか?」

「韓国政府は市民団体より頼りない」

「難航ってどういうことだ。韓国が日本の要求に沿うように準備中ということか?」

「大統領は親日の子ども。何の協議が必要なんだ」

「交渉というのは力が対等な相手同士がすることだ。率直に言って、これは交渉ではなく、日本への懇願だろう」

「世界遺産登録は過去の歴史上の遺産を大事にする考えの基に行うものなのに、日本は韓国との間で、過去の歴史問題を正しく認識せずに、協議も行おうとしない。やっていることが矛盾している」(翻訳・編集/三田)

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