急成長続ける旅行業界、2015年には1億人が関連業界に就業へ―中国

2007年9月13日、四川省成都市で、全国旅行発展促進就業促進会議が開催された。席上、国家旅行局の邵チー偉（シャオ・チーウェイ）局長は中国の旅行マーケットは順調に発展しており、2015年には1億人の雇用を創出する見通しだと明かした。

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国連世界観光機関（UNWTO）は、中国は2015年には観光客入国先として世界一、観光客出国元として世界第4位の観光大国になるとの予測を発表している。2015年時点で、入国観光客数は延べ2億人、出国観光客数は延べ1億人、国内旅行者数は延べ26億人と合計30億人近い巨大旅行マーケットへと発展し、総売り上げは約2兆元（約32兆円）に達すると見られている。

急成長する旅行マーケットは多くの雇用を創出している。旅行業界は2010年まで毎年70万人の雇用を創出、関連産業にも350万人の雇用を創出している。2015年には旅行業・関連産業の就業者数は1億人に達する見通しだ。（翻訳・編集/KT）