韓国、経常黒字が史上最長の39カ月連続を記録も喜べない理由=「赤字じゃないからいいや」「またIMFのお世話に?」―韓国ネット

配信日時:2015年7月4日(土) 8時1分
韓国、経常黒字が史上最長の39カ月連続を記録も喜べない理由=「赤字じゃないからいいや」「またIMFのお世話に?」―韓国ネット
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2日、韓国・聯合ニュースは、経常収支が今年5月も86億5000万ドルの黒字となり、史上最長の39カ月連続黒字を続けていると報じた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。資料写真。
2015年7月2日、韓国・聯合ニュースは、韓国の経常収支が今年5月も86億5000万ドル(約1兆700億円)の黒字となり、史上最長の39カ月連続で黒字を続けていると報じた。

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韓国銀行(中央銀行)が2日に発表した「5月の国際収支(暫定値)」によると、5月の経常収支黒字は86億5000万ドル(約1兆700億円)で、前月より5億1000万ドル(約6300億円)増加(+6.3%)したが、前年同月の91億2000万ドル(約1兆1300億円)からは4億7000万ドル(約580億円)減少(−5.2%)した。

これにより、今年1〜5月の間に経常収支の黒字規模は402億4000万ドル(約4兆9600億円)になった。これは、昨年の同期間より87億7000万ドル(約1兆800億円)多い(+27.9%)。経常収支の黒字は、2012年3月から39カ月連続しており、これは1986年6月から38カ月間続いた最長黒字期間を超え、過去最長となる。韓国銀行は、国際原油価格の下落などの影響で、今年の経常収支黒字は、過去最大の960億ドル(約11兆8000億円)を記録すると予想している。

しかし、最近の経常収支黒字は、輸出と輸入が共に減少する中で、輸入がより多く減ったことにより発生する「不況型黒字」との指摘を受けている。ウォンの価値が上がり、輸出競争力に打撃を与えている状態だ。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「とにかく、赤字じゃないから、いいんじゃないか」
「不況型黒字とは言え、黒字規模が年間1000億ドルに迫るとは、素晴らしいではないか」
「不況型赤字って書かれるよりましだろう」

「不況型黒字か。不況なのに最近外車がよく売れているのはなぜ?」
「経済が破綻に向かっているのに、経常黒字になるのが創造経済(朴槿恵政権の経済政策)か?」
「ずいぶん前から、カネを稼げるのは大企業だけになってしまたな」

「企業はオートメーション化によって、人件費を削減して黒字になっている。つまり、消費はますます減るけど、企業の収支は黒字になっている状況だ。韓国の経常収支の黒字もこれと同じようなものだ」
「企業は、史上最長の黒字の最中なのに、最低賃金を上げることには反対するのか?(労働組合が最低賃金1万ウォンを要求して論争中)。企業だけが良ければそれで良いのか?」
「商売がうまくいって黒字なんじゃなくて、店舗整理で黒字になっているようなものだ」

「こんなに景気が悪いのに、黒字とは信用できない。またIMFのお世話にならないといけないような気がする」(翻訳・編集/三田)
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