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12日、「ユーロの父」と呼ばれるノーベル賞受賞経済学者のロバート・マンデラ教授が、2020年に中国のGDPが日本を追い越すと予想。2050年にはEUを抜くという。
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2007年9月12日、新華社は遼寧省瀋陽市で「瀋陽・撫順合併都市化戦略フォーラム」が瀋陽市人民政府主催で開かれたと伝えた。
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このフォーラムには、ゲストとしてノーベル賞受賞の経済学者で現在米コロンビア大学のロバート・マンデル教授も招かれ、今後の中国経済の見通しを語った。
マンデル教授は中国の好調な経済発展により、2020年にはGDP(国内総生産)が日本を追い抜き、2050年にはEU(欧州連合)を抜くと予想。中国の貿易拡大と安定した通貨政策が経済成長の一因となっていると説明した。
同時に中国経済が抱える問題について、早急な解決が求められるものにはエネルギー資源の不足やさまざまな管理問題、中期的には貧困層対策と環境問題、長期的には人口高齢化問題があると指摘した。(翻訳・編集/本郷智子)