急成長する内装市場、12兆円規模へ―中国

2007年9月、中国建築内装協会の徐朋（シュー・ポン）常務副会長は、中国の内装市場は順調に発展を続け、2006年時点で市場は7500億元から8000億元（約12兆円から12兆8000億円）に達したことを明らかにした。新華社が伝えた。

【その他の写真】

中国建築内装協会の調査によると、数年前までは1平方mあたり400元（約6400円）程度だった内装費用が、ここ数年急騰を続け、家具・エアコンなどを除いた金額で1平方mあたり1000元（約1万6000円）を超えていることが明らかになった。

徐副会長は、中国の内装業はすでに30年以上もの歴史があるが、一部に悪質な企業があるなど市場はまだまだ整備が必要な状況だという。また今後、個性化・標準化などの新たなニーズに応える必要があるなど、業界のいっそうの発展が必要だとコメントしている。（翻訳・編集/KT）