2015年7月1日、韓国・ニューシスによると、国際海事機関（IMO）事務総長に韓国人が初めて選出されたことについて、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は「海洋強国としての韓国の名を高める快挙」と評価した。

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6月30日、英国ロンドンにあるIMOで行われた次期事務総長選挙には、韓国のほか、デンマーク、ロシアなど6カ国の候補が出馬していたが、5回目の投票で韓国の林基澤（イム・ギテク）釜山港湾公社社長が当選した。朴大統領は林社長に祝電を送り、「国際連合傘下のIMO事務総長当選を国民とともに心からお祝いする」とし、「海洋の安全と環境を守る世界的な指導者として、今後より大きな役割を果たしてくれることを期待する」と激励した。

IMOは海洋と造船分野の国際規範を作る組織で、事務総長は「世界の海洋大統領」とも呼ばれる。韓国人が国連機関のトップとなったのは、李鍾郁（イ・ジョンウク）元世界保健機関（WHO）事務総長と潘基文（パン・ギムン）国連事務総長に続き3人目だ。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「海洋強国？セウォル号は何だったの？」

「セウォル号で救助もできず、いまだに引き揚げもできないでいるのに、何が海洋強国だ？恥を知れ」

「名前だけの先進国、強国は、国民を犠牲にする」

「また『幽体離脱』話法が始まったのか？」

「大統領は黙っているか、早く辞めて。本当に国が駄目になっていく」

「今の韓国の名は、おまえが全部汚したんじゃないか。韓国人であるという事実がとても恥ずかしい」

「世界の海を守る前に、韓国の海を守ってほしい」

「海洋警察を解体した大統領に、そんなことを言う資格がある？」

「海洋強国とは笑える。今の韓国はすべての面で後進国だ」

「見れば見るほど大統領は面の皮が厚い。あまりのずうずうしさに情けない」（翻訳・編集/和氣）