2015年6月29日、韓国紙・中央日報によると、韓国の全国経済人連合会（全経連）は韓国政府に対し、韓国にある無人島を海外の韓流ファンクラブに売却し、新たな観光地を創設すべきだと提言した。環球時報（電子版）が伝えた。

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全経連は、中東呼吸器症候群（MERS）の流行によって韓国の観光産業が大きな打撃を受けている現状を考慮し、韓国にある3237の島しょのうち、無人島を海外の韓流ファンクラブに売却し、「EXO島」や「キム・スヒョン島」など、韓流スターをテーマとした新たな観光地を創設する提案を政府に対して行った。

韓国の観光産業が四面楚歌（そか）の状況に陥っている主な原因について、時代にマッチしていない規制や優位性を妨げる障壁などを挙げた。その中でも、30年以上改定されていないホテルに関する規制・制度は旧規定の代表だとしている。

中国人観光客の激増に伴い、宿泊施設が1万2800室も不足している中で、旧法によって「有害施設」と認定されている宿泊施設が多いと指摘している。（翻訳・編集/秋田）