2015年6月29日、中国メディア・網易によると、ダウンタウンの松本人志さんがこのほど、中国で犬肉を食べる伝統行事「犬肉祭」について、日本のクジラ漁も海外から批判されているとして「われわれ日本人は（意見を）言わなくていい」と語った。

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松本さんは28日出演したテレビ番組で、犬肉祭に言及。「これは下手したら日本人に対するひっかけ問題」と説明。海外から日本のクジラ、イルカ漁に批判があることを挙げ、「われわれ日本人は（意見を）言わなくていい」と話した。さらに、虐待かどうかについて「苦しまず、おいしく残さず食べたなら虐待ではないと思う」と主張した。

これに対し、作家の乙武洋匡さんが「自分がかわいそうかどうかと思うことと、相手に『やめろ』と求める行為を一緒にするかどうかは大事な点」だと説明。「多くの日本人は『かわいそう』だと思うだろうし、自分は『やらない』であろうと思うだろうけど、相手に『やらないように』と求めるのは違うと思う」と話した。（翻訳・編集/大宮）