2015年6月27日、韓国・朝鮮日報によると、日本で自民党所属議員37人が参加し、「文化芸術懇話会」の初会合が開催された。

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報道は、「表面的には若手議員の勉強会だが、実際には安倍首相を慕う若い議員が政局を突破するロードマップを作成する席だった」とした。この席に講師として呼ばれたのは、小説家の百田尚樹氏。百田氏は安倍政権の安保法制改正に賛成すると明らかにした上で、「（安倍首相を批判してきた）沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない。沖縄のどこかの島が中国に取られれば（2つの新聞も）目を覚ますはずだ」などと発言したという。

議員からも「メディアを懲らしめるには、広告料収入を無くすのがよい」などとする意見が出され、「経団連に働きかけてほしい」とした。また、「（政権に）悪影響を与える放送番組のリストを発表し、広告スポンサーを列挙すればよい」とする意見まで出てきたという。

波紋が広がると、安倍首相は26日、「報道が事実ならば大変遺憾」と述べた。この集会には加藤勝信官房副長官も参加したが、菅義偉官房長官は「会議出席は（加藤氏）個人の自由。百田氏にも表現の自由がある。党内で出た発言なので、政府レベルでのコメントは差し控える」と記者の追及を避けた。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「安倍政権で、日本も独裁国家の仲間入り」

「非民主的軍国主義。今の日本の姿そのまま」

「日本人たちよ、韓国ではすでにそうなっている」

「メディアの口を封じようとするのは、韓国と同じだな」

「これも韓流かも？言論統制は、朴槿恵（パク・クネ）政府から学ばないでください」

「ついでに朴槿恵の言論統制の内容も書け」

「韓国は日本の過激右傾化と武装化に何の対応もしていない。文禄の役と植民地支配36年の歴史からなぜ学ばないのか」

「このような日本の現状を見ると、日本は必ず韓国を再侵略すると思う。韓国は核武装して、空軍力を今より10倍は増強しなければならない」

「ますます純粋なメディアを見つけるのが難しくなる。メディアが資本に買われる構造になったからだ」（翻訳・編集/三田）