日本とフィリピンが南シナ海で軍事訓練、中国が猛反発=韓国ネット「中国はいまだに野蛮」「日本は友人、韓国が親中政策を続ける意味が分からない」

Record China    2015年6月28日(日) 7時20分

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26日、韓国・聯合ニュースによると、日本とフィリピンが南シナ海で相次いで合同訓練を行ったことに対して中国が強く反発している。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。写真は南シナ海。

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2015年6月26日、韓国・聯合ニュースによると、中国に対抗して軍事協力を強化する日本とフィリピンが、南シナ海で相次いで合同訓練を行ったことに対して中国が強く反発している。

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中国国防部の報道官は25日に行われた定例記者会見で、最近の日本とフィリピンの海上合同訓練に対する質問に、「ある国(フィリピン)が外部の国家を南シナ海の問題に引き込んで力自慢をしている」と非難。「意図的に地域の緊張を高めるこのような方法は、南シナ海の状況に悪影響を与えるだけだ。第三者(中国)の利益を害してはならない」と警告した。

先月フィリピン海上で合同訓練をした日本とフィリピンは24日にもP3C哨戒機などを動員して、南シナ海上空で捜索救助訓練を行った。中国メディアは日本の軍用機が南シナ海の領有権紛争地域を近接飛行したことを異例の状況と評価し、「訓練に対潜能力が優れたP3Cを投入したのは中国軍が運用する潜水艦の情報を収集しようとする目的がある」と分析した。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。以下はその一部。

「日中の領土への野心が、いつかは第3次世界大戦をもたらす。私たちも備えなければならない」

「日中間には一度、限定的な戦闘が起きそうだな」

「日本が先にコンクリートで岩礁を埋め立てた(※沖ノ鳥島のコンクリート護岸工事を指す)ことに学んで中国も埋め立てをしたのだ」

「力のなかった中国がカネを持ったら、急に頭角を現してきたな」

「中国には、定期的に圧力をかけておかねばならない」

「中国は、勢力均衡を理解できていない。一国の力だけで、すべてを行うことが可能だとする野蛮な考え方をまだ固守している。米国と同盟を結ぶ国すべてが中国の悪口を言い、周りで同盟を結ぶ国がないというのが現実なのに…」

「中国の脅威に対抗するために、東南アジアの国々は日本と協力するべきだ!」

「朝鮮戦争の時にフィリピンは参戦し、日本は軍需物資の製造に参加した。日本、米国、フィリピンは、韓国にとって友人だ。しかし、米国も反対している親中政策を、韓国政府がなぜ続けているのか。理解できない」(翻訳・編集/三田)

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