韓国、国家財政に赤信号!?「苦肉の策」で追加補正予算を持ち出すも…=韓国ネット「家計じゃなくて国が破綻?」「このままだと日本に…」

Record China    2015年6月29日(月) 6時40分

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25日、韓国・ソウル経済は、韓国政府の追加補正予算案編成で国の財政に赤信号がともったと報じた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

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2015年6月25日、韓国・ソウル経済は、韓国政府の追加補正予算案編成で国の財政に赤信号がともったと報じた。

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中東呼吸器症候群(MERS)によるハードランディングを防ぐために、韓国政府は苦肉の策として補正予算というカードを持ち出したが、資金調達には赤字国債を発行することになる。今年の国家債務も政府が予想していた570兆ウォン(約63兆円)より少なくとも10兆ウォン(約1兆1100億円)以上増えているとみられている。任期内に均衡財政を成し遂げるとした朴槿恵(パク・クネ)大統領の公約も、事実上、達成不可能となった。

実際、2009年と2013年の大規模な補正予算は、管理財政収支(総収入から総支出と社会保障基金収支を差し引いたもの)を悪化させ、国家債務を大幅に増やした。政府が28兆4000億ウォン(約3兆5000億円)の補正予算を出した2009年には、43兆3000億ウォン(約4兆8000億円)の財政赤字が発生しており、国家債務は1年で48兆2000億ウォン(約5兆3300億円)増加した。17兆3000億ウォン(約1兆9100億円)の補正予算を編成した2013年にも、財政赤字が21兆1000億ウォン(約2兆3300億円)増加し、国家債務は38兆9000億ウォン(約4兆3000億円)となっている。

一方で、政府は補正予算が「呼び水」となり、経済が再生することにより、財政の健全性の問題も解決できると見ている。企画財政部の関係者は、「短期的に財政の健全性がある程度悪化することは避けられない」とし、「経済が復活すれば国内総生産(GDP)が増加し、歳入が増え、中長期的には財政の健全性の確保が可能である」としている。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「またIMFのお世話になるような気がする」

「深夜に突然、『IMFに救済を求めます』と記者会見するんじゃないだろうな?」

「次の大統領は本当に大変だ。国家破産宣告を出さないといけないかもしれない」

「役に立たない国会議員を減らそう」

「カネがない時には節約しなければだめだ。借金ばかりしていては破綻は目に見えている」

「昨日も今日も明日も明後日も、うんざりした日が続く。いつまで、奴隷のように生きなければならないのだろう。すべて李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)から始まった」

「家計破綻が問題になっているが、国家破綻を心配しないといけないのではないか?」

「今回の政権は何もしていないのに、借金だけがなぜ雪だるま式に増えるんだろう?」

「このまま行ったら、米国か日本に国を売り飛ばすことになりそうだ」(翻訳・編集/三田)

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