韓国外相、日韓関係は改善へと向かう、喫緊の課題は慰安婦問題=「安倍談話」に向け日本をけん制も―韓国メディア

Record China    2015年6月26日(金) 19時18分

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25日、韓国の尹炳世外相は「現在は日韓間の問題を解決するに当たり、重要な時期にある。喫緊の課題は慰安婦問題であり、日本はどのような措置を取るべきかよく理解しているはずだ」と語った。資料写真。

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2015年6月25日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は24日に行われた単独インタビューで「現在は日韓間の問題を解決するに当たり、さらに多くの努力を払い、改善を模索していく重要な時期にある。さまざまな問題の中でも、喫緊の課題は慰安婦問題であり、日本はどのような措置を取るべきかよく理解しているはずだ」と語った。環球網が伝えた。

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尹外相は自身初の訪日と両首脳による記念式典への出席について「双方の雰囲気に変化が出てきた。国交回復50周年はごく自然な機会だ。これを逃すことは双方にとって不利益となる。韓日はさまざまな形式の対話を利用しなければならない。道のりは長く、一足飛びには終わらない」と述べた。

また、慰安婦問題の解決については、「最も大事なのは被害者の心の傷を癒やすことだ。韓国は外交力を注ぎ込んでいるが、最終的な解決には両国の首脳の関与が必要だ」と語った。

2015年8月、安倍首相は戦後70周年に際しての談話を発表する。これについて尹外相は、談話の内容と形式は周辺国や国際社会の期待に沿ったものでなければならないとして、「政府は歴代内閣の歴史観を継承するとしているが、安倍首相がこれをより明確かつ具体的に表明することは、日本の国益に合致するだけでなく、周辺国や国際社会に積極的なシグナルを発することになるだろう」と述べた。

日韓首脳会談の実施について、尹外相は、慰安婦問題などが解決に向けて進展すれば、プラスの条件が生まれ、両国間の信頼関係の構築が続き、長い時間がかかるようであれば、日中韓首脳会談のような形を考えてもよいとしている。韓国政府は現在、日中韓首脳会談の実施を呼び掛けており、三国の首脳が顔を合わせれば、日韓の首脳も自然な形で接触の機会が持たれるだろうとみられている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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