2015年6月25日、韓国・中央日報によると、韓国の申［王玉］秀（シン・ガクス）元駐日大使はこのほど、「朴槿恵（パク・クネ）大統領は日本メディアの取材を受けた際、日韓関係改善に対する考え方を示すことが必要だ。安倍晋三首相と日本国民は分けて考えるべきだ」と語った。環球時報（電子版）が伝えた。

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申氏は日韓関係について「今のところ双方に年内の首脳会談を開催する空気ができている。重要なのは韓国側の決断だ。日韓関係が反復を続け、危機に陥っても妥協して解決できてきたのは、穏健で安定的な外交ルートがあったためだ。両国はどん底の状態で国交正常化50周年を迎える。今政権トップが表に出れば、いいサイクルで回っていくだろう」と話した。

さらに、朴大統領に対し「日本メディアの取材を受けた場合、韓国の指導者として、良好な対日関係が維持されることを望んでいると述べてほしい。その上で日本政府が韓国国民が20世紀に受けた苦難を否定していることも表明する。これは二重戦略だ。安倍首相と国民は分けて考えなければならない」と述べた。（翻訳・編集/大宮）