中国の都市競争力ランキング、香港が初のトップ10圏外へ=かつては11冠達成―中国紙

Record China    2015年6月27日(土) 16時49分

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23日、中国都市競争力研究会が発表した最新の「中国省・区・直轄市総合競争力ランキング」で、香港が初めてトップ10圏外に転落した。写真は香港。

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2015年6月23日、香港に本部を置く中国都市競争力研究会(CICC)が発表した最新の「中国省・区・直轄市総合競争力ランキング」で、香港が初めてトップ10圏外に転落した。中国紙・環球時報が伝えた。

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台湾・香港・マカオを含む中国全土の省・自治区・特別区・直轄市について25項目の評価を行い、総合点を順位付けするこのランキング。2001年から2012年まで首位だった香港は、2013年に初めて上海と逆転し、2位に後退。今年は前年の6位から下げて12位という結果になった。香港は中国本土とは異なり、英国植民地時代の影響を継ぐ独特の法体制を敷いており、優秀な人材も豊富で、中国本土のどの都市にも代替しがたい特色を備えている一方、この優位性に安住し、革新を求める気風に欠けていた。

中国本土では過去数十年にわたって「香港に学べ」という言葉がよく聞かれた。こうした文言はあまり聞かれなくなって久しい。かつて中国と世界を結ぶ唯一の玄関口だった香港。いまや金融でも物流でも、香港は唯一無二の存在ではなくなってしまった。香港は生き残りのために新たな立脚点を求めねばならない。(翻訳・編集/愛玉)

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