「第2次世界大戦中の中国の貢献を西側諸国は軽視している」=中国共産党中央宣伝部、抗日戦勝軍事パレードの詳細は明かさず―米メディア

Record China    2015年6月25日(木) 14時4分

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24日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカは、中国が前日に行った9月の軍事パレードに関する記者会見の席で西側諸国を非難する発言があったと報じた。写真は天安門広場。

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2015年6月24日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は、中国が前日に行った9月の軍事パレードに関する記者会見の席で西側諸国を非難する発言があったと報じた。

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中国は23日、「抗日戦争および反ファシズム戦争勝利70周年」を記念して実施する式典の概要について発表し、初の試みとして軍事パレードに海外の軍隊を招待すると明かした。しかし、どの国の軍隊が参加するかなど詳細には触れず、会見に出席した中国共産党中央宣伝部の王世明(ワン・シーミン)副部長は「第2次世界大戦当時の同盟国を招く可能性が高い」とだけ説明。また、「西側諸国は大戦中に中国が果たした貢献を軽視してきた。反ファシズム戦争において中国が行った抗日戦争は需要な一部を占めている」と指摘した。

戦勝式典に出席する海外の首脳について、ある外交関係者は「西側から多く参加することはないだろう。ロシアプーチン大統領は出席を決めており、これを含めて頭を悩ませる問題が多い」と述べており、「実際に招待を受けた国の中には『中国の不興は買いたくないが、出席すれば中国の軍事拡大を認めたと判断されかねない』と懸念を募らせる首脳もいるだろう」との意見も出ている。さらに、1989年に武力弾圧が起こった天安門広場で式典が開催されることから、「天安門広場」と「中国軍」という言葉が西側の高官をちゅうちょさせるのではないかとの指摘もある。(翻訳・編集/野谷

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