韓国の著名作家、「記憶は定かではない」が、三島作品からの盗作を謝罪―米紙

Record China    2015年6月24日(水) 7時58分

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23日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、韓国の著名な女性作家が三島由紀夫の作品「憂国」からの盗作だったことを事実上認め、謝罪したと報じた。資料写真。

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2015年6月23日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、韓国の著名な女性作家が三島由紀夫の作品「憂国」からの盗作だったことを事実上認め、謝罪したと報じた。

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問題となっていたのは、韓国の人気作家、申京淑(シン・ギョンスク)氏の短編小説「伝説」で、1996年に出版された同作の一部が、三島由紀夫の「憂国」と酷似しているとして、盗作の疑惑が持ち上がっていた。

当初、盗作疑惑を否定していた申氏は23日、韓国紙とのインタビューで、1961年に出版された「憂国」を読んだことかどうかの記憶は定かではなく、同作が自身の作品に影響を与えたかどうかも分からないと述べた。また、自作と「憂国」の文章を照らし合わせてみたが、自分でも信じられないほど酷似していると述べ、自分の記憶が信じられないと語った。申氏は事実上、盗作を認め、「すべては私の責任」と謝罪した。

「伝説」は韓国国内の文学賞を受賞した作品で短編集に収録されているが、申氏と出版社は短編集から同作品を削除することを明らかにした。(翻訳・編集/蘆田)

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