2015年6月23日、参考消息網によると、独ファッション・ブランドのフィリップ・プレインはこのほど、過去に生産したTシャツの一部に中国を揶揄（やゆ）するデザインがあったとして声明文を発表し謝罪した。

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問題となったのは、フィリップ社が07年に生産したTシャツの一部。「FUCK YOU CHINA」の文字とともに、中国人をばかにしたようなデザインが左下に描かれていた。最近になってインターネット上で話題となり、デザインを見た中国人が一斉に反発。「中国から出て行け」との声が強まるなど、批判が拡大していた。

これを受け、フィリップ社はこのほど短文投稿サイト「微博（ウェイボー）」で謝罪。「Tシャツのデザインには『模倣品、偽造品反対』の意味を込めた。中国を揶揄する意図はなかった」と説明した。しかし、謝罪声明文に書かれたサインが「辮髪姿の人が土下座しているように見える」として、これもまた批判の対象となってしまった。（翻訳・編集/大宮）