日本に負けているのはアニメや漫画だけではない!絵本でも日本に完敗=取扱い絵本の8割が日本人作家という専門店も―中国

Record China    2015年6月23日(火) 10時32分

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21日、中国メディア・捜孤は「世界が認める日本の漫画、国産作品は苦境に立つ」と題した論説を掲載した。写真はアンパンマンの絵本。

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2015年6月21日、中国メディア・捜孤は「世界が認める日本の漫画、国産作品は苦境に立つ」と題した論説を掲載し、漫画やアニメだけでなく、絵本や児童図書の分野でも中国が日本に大きな差をつけられていると指摘した。

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経済発展を遂げた中国では、幼児・児童向け絵本を子どもに買い与える親が増えており、その市場は急激に拡大している。だが、その市場を席巻しているのは国産作品ではなく日本の絵本だ。中国最大のネット書店・当当網の「児童向け絵本売り上げランキング」を見ると、上位10人のうち7人が日本人作家の作品だ。また、0〜10歳児の児童図書を専門に扱っているレンタルネットショップでは、9000冊近い絵本のうち中国人作家の作品は全体の2割にも満たないありさまだ。

子どもたちが大好きな絵本は日本の絵本だ。中国の絵本は「説教臭くて、ちっとも面白くない」という。親たちは「日本の絵本はとにかく絵がきれい。シンプルなストーリーだが、子どもたちの想像力を伸ばしてくれる」と話す。日本のアニメや漫画、ゲームが好きな子どもが成長して大人になり、自分の子どものために日本の絵本を選ぶ。これはとても自然なことだ。

日本の人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」は、「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認められた。宮崎駿のアニメ作品も世界的に高い評価を得ている。では、中国の絵本や漫画、アニメが中国の子どもたちに受け入れられる日はいつになるのだろうか?(翻訳・編集/本郷)

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