2015年6月21日、中国の女優ヴィッキー・チャオ（趙薇）が、芸能界やビジネスの世界で大成功し「人生の勝ち組」と呼ばれることについて胸の内を語った。新浪が伝えた。

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映画「レッドクリフ」や「少林サッカー」などで知られる国際派女優。90年代に社会現象を巻き起こした時代劇ドラマ「還珠姫 〜プリンセスのつくりかた」でヒロインに選ばれ、デビュー直後にいきなり大ブレークした。映画「画皮」や「ムーラン」などヒット作が相次ぎ、順調にキャリアを重ねてきた。

13年に初監督作品「So young 〜過ぎ去りし青春に捧ぐ〜」を発表。前評判は良くなかったが、興収7億元（約138億円）を超えるヒットを達成し、中国の女性監督作品では過去最高の数字を記録した。10年には女児を極秘出産し、続いて中国人実業家と入籍していたことが明らかに。最近では、夫が大手映画会社の大株主になり、夫婦で1日20億元（約395億円）を動かすと話題になった。

今年の「香港版アカデミー賞」第34回金像奨では、映画「親愛的」で最優秀主演女優賞を獲得。金像奨での初受賞を決めて悲願を達成している。また、今年後半も「横冲直撞好莱塢」「三人行」など出演作の公開が続く。

芸能界であらゆる成功を手にしたようなヴィッキー・チャオについて、世間やメディアから「人生の勝ち組」「最高の人生」と称賛や羨望の声が聞かれる。これについてインタビューで、「誰も私がどんなに大変な思いをしてきたか知らないでしょう」と、外からは見えない苦しみを語っている。（翻訳・編集/Mathilda）