2015年6月18日、韓国・聯合ニュースによると、韓国での中東呼吸器症候群（MERS）感染について、6月中の終息は難しいとの予測が示された。

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韓国国会のMERS対策特別委員会は18日、全体会議を開き、世界保健機関（WHO）と韓国の合同調査団メンバーである韓国側の専門家に対し質疑を行った。この中で専門家の一人は、MERS感染の終息時期について、「6月中に終息するのは難しいのではないか」とし、「7月中に終息すればかなり成功したと言える」と述べた。また別の専門家は、「少なくとも数週間はかかると調査団ではみているが、これは現在のように散発的な発病が収まった後の数週間という意味だ」と付け加えた。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「患者一人の管理もいいかげんな状態で、7月で収まったとしても奇跡だ」

「遅くても6月中っていう記事が昨日出てたけど、あれはデマだったの？」

「WHO関係者の皆さん、どうか韓国を助けてください。国民はもう政府を信じられず、無政府状態と変わらない」

「感染者が済州島まで行っていたことを見ても、簡単には終息しないだろうね」

「6月ではなく、6カ月と言われても信じられない。国民がさらにどれだけの悲劇を見なければならないかと思うと、怒りがこみ上げる」

「それでも非常状態ではないって言うの？」

「7月中旬までには終わらせよう。7月下旬からは休暇シーズンだ」

「そんなことは、専門家じゃなくて私たちでも分かる。薬を作るでもなく、何をしてる？」

「自宅隔離者が増え続けている限り、早期終息は当然難しいだろう」

「今年中に収まるといいな」（翻訳・編集/和氣）