<北京五輪>食事がひと味違う?!牛乳・砂糖で育てる不思議な“オリンピック野菜”―中国

Record China    2007年9月10日(月) 8時40分

拡大

7日、北京市延慶県では北京五輪用の野菜栽培が進められている。ドーピング検査に影響しないよう、選手らには最新の注意を払った有機野菜、通称“五輪野菜”が提供される。

(1 / 4 枚)

2007年9月7日、北京市延慶県では北京五輪用の野菜栽培が進められている。

その他の写真

北京五輪で選手に提供される食品には最新の注意が払われる。万が一にもドーピング検査に影響することがないようにと、残留農薬に対する基準は特に厳しい。そのため選手らには特別に育てられた“五輪野菜”が提供される計画になっている。“五輪野菜”は完全な有機栽培で育てられた野菜。肥料は大豆を発酵させたもの。食味を増すために牛乳・砂糖などが与えられ、色合いをよくするために酢を吹きかけるのだとか。

殺虫剤も使えないため、一部野菜はビニールハウスで育てたり、虫が好む色の板に接着剤を塗った“虫取りプレート”を用意するなど防虫対策もユニークだ。さらに出荷時には各野菜にコードを与え、生産地・出荷時・使用肥料などが簡単に検索できる食品トレーサビリティシステムも使用される。さまざまな準備が進められている五輪だが、食に関しては早くも万端といったところか。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携