2015年6月17日、匯通網によると、豪オーストラリア・ニュージーランド銀行の専門家はこのほど、中東呼吸器症候群（MERS）コロナウイルスの感染拡大を受け、韓国政府が今年後半に25兆ウォン（約2兆7600億円）規模の追加予算を組むと予測した。観光業への打撃、消費の伸び悩みに対する救済策とする。

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統計によると、韓国経済は税収減、国内需要の低迷、輸出の伸び悩みなどに複数のマイナス要因に打撃を受けている。今回の追加予算は13年の緊急追加予算（17兆ウォン＝約1兆8800億円）を大きく上回る規模になる見通しだ。

オーストラリア・ニュージーランド銀行は報告書で、韓国経済が2年前に比べて大幅に悪化していると指摘。早ければ6月末にもまず10兆ウォン（約1兆1100億円）を追加し、MERSによる打撃に対応する方針とみられる。（翻訳・編集/大宮）