MERSが韓国政府に与えた5つの教訓―韓国紙

Record China    2015年6月17日(水) 0時31分

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16日、中国新聞網は韓国紙が掲載した「MERS流行が韓国政府に与えた5つの教訓」と題する文章を紹介した。資料写真。

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2015年6月16日、中国新聞網は韓国紙が掲載した「中東呼吸器症候群(MERS)流行が韓国政府に与えた5つの教訓」と題する文章を紹介した。

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まず、韓国政府は流行初期の段階でMERSに対する認識と警戒が甘かった。本来であれば最悪の状況を想定すべきだったが、政府の打ち出した対策は楽観的な内容で、最初のMERS患者が確認された後に実施した模擬訓練も実際の状況とはかけ離れたものだった。

次に、韓国政府は国民と情報を共有せず、秘密主義で推し進めた。MERS患者が入院している病院名の公表は遅く、病院に対する管理にも落ち度があった。このため、医療関係者への感染といった問題も発生し、さらに「専門家」の意見にも責任感に欠けるものが多かった。一部の弁護士や政治評論家は医療方面の詳しい知識がないにもかかわらずMERSの危険性を大げさに指摘し、社会の混乱を招いている。

最後に韓国政府がMERS流行を抑制しようとする中で、深刻な「統率力の欠乏」が露呈した。大統領府は前面に立とうとせず、セウォル号への対応に続いてこれを世間に示す形となっている。(翻訳・編集/野谷

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