2015年6月16日、盖世汽車網は、韓国の現代自動車と傘下の起亜自動車が、新車販売の低迷を受け、韓国と中国で減産に踏み切ったと報じた。

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現代・起亜は12日に声明を出し、現代自が5月28日と29日、韓国牙山工場の生産能力を25％減少させたと明らかにした。起亜も今月、中国工場の従業員を削減したが、同グループは起亜の減産の具体的な状況については明らかにしていない。

現代・起亜は今月初め、今年第1四半期の営業利益が下落したことを受け、生産コスト削減を宣言している。

海外市場では円安を追い風にした日本車メーカーとの競争が激化。現代・起亜の世界販売台数は2カ月連続で下落した。

現代自の5月の世界販売台数は、前年同月比6．4％減の38万9299台だった。韓国での販売は5万4990台で同8．2％減。海外販売は33万4309台で同6．1％減だった。

起亜の5月の世界販売台数も、同4．6％減の24万2054台。韓国での販売は4万10台と同10．3％増えたが、海外販売は20万2044台で同7．4％減少した。

中国市場を見ると、現代自の5月販売台数は8万22台で、前年同月の9万1025台から12．1％減少した。現代自は、消費者が今年下半期の新車販売に合わせて買い控えたことが影響したとしている。今年1〜5月の累計販売台数は前年同期の46万6302台から45万84台へと3．5％減少した。（翻訳・編集/柳川）