韓国でMERS自宅隔離対象者の問題行動相次ぐ=ゴルフに出掛けたり、病院を抜け出したり―「遅れた国民性の表れ」との指摘も

Record China    2015年6月17日(水) 8時4分

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16日、MERSコロナウイルスの感染者と接触し隔離対象となっている韓国人の中で、隔離に耐え切れずに外出する人たちが続出し、社会意識の低さを指摘する声が国内から出ている。写真は韓国・ソウルの地下鉄車内。

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2015年6月16日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染者と接触し隔離対象となっている韓国人の中で、隔離に耐え切れずに外出する人たちが続出し、社会意識の低さを指摘する声が国内から出ている。

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重い肺炎などを引き起こすMERSの感染拡大に、韓国政府は、感染者と接触した人など合わせて5200人余りを隔離するとともに、感染者と接触した可能性のある人の把握をさらに進め、感染防止に全力を挙げている。

そうした中で、続出しているのが隔離対象者の問題行動。6月2日にはソウル在住の50代の女性が夫とともに外出し、13人のグループとゴルフに興じていたことが分かった。警察と保健当局が捜索し、夫婦を説得し、自宅に連れ戻したが、女性は「(家では)息が詰まるので夫と一緒に気晴らしがしたくなった」と話したという。9日には自宅で隔離されていた医師夫婦がフィリピンに出国していたことも判明。また12日には感染の疑われている人物が検査結果を待つ間に病院から抜け出した。13日には感染が確認され、保健所は足取りの追跡に追われている。

他にも、自宅隔離中の50代女性が海外旅行を強行しようとして、警察の説得でようやく取りやめたほか、「MERSに感染した疑いがある」とウソをついて警察の捜査を逃れようとする刑事事件の被疑者が現れたり、「職場のデパートでMERS感染者が出たが、会社側が隠している」と20代の女性2人がSNSでウソを広めるなど社会不安を煽る行動も出ている。

これについて韓国のネットユーザーからはとりわけ50代の女性にこうした問題行動を取る人たちが多いことに強い批判の声が寄せられている。「国内旅行に行った人も、ゴルフに出掛けていた人などもみんな50代女性。自分勝手の極致だ」「こうした考えのないおばさんたちのせいで感染が収まらない」「これが韓国人の国民性のレベル」と手厳しい。(編集/KO)

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