コリアタウンのある米ロサンゼルス郡衛生当局者、「MERSの心配は不要」―米紙

Record China    2015年6月17日(水) 20時9分

拡大

15日、米紙ロサンゼルス・タイムズは、米ロサンゼルスのコリアタウンの旅行会社では、韓国で中東呼吸器症候群(MERS)の感染が拡大していることを受けて、韓国への渡航について不安が広がっていると報じた。写真はロサンゼルス。

(1 / 2 枚)

2015年6月15日、米紙ロサンゼルス・タイムズは、米ロサンゼルスのコリアタウンの旅行会社では、韓国で中東呼吸器症候群(MERS)の感染が拡大していることを受けて、韓国への渡航について不安が広がっていると報じた。

その他の写真

ロサンゼルスのコリアタウンにある韓国系旅行会社ハナツアーの担当者によると、韓国行きのツアーを予定通り行っているが、MERSを心配する観光客にはキャンセルできる選択肢も提供しているという。担当者は、渡航客の安全の問題であるため、渡航するかどうかを決めるのは客の選択に委ねていると説明し、MERSを理由に渡航やツアーをキャンセルした客は20〜30%程度だろうと述べている。

MERSへの不安が広がっているものの、専門家は、たとえ韓国に渡航したとしても米国人はMERSに感染しにくいとの見方を示している。これまでのところ、すべての感染は医療機関内で、最初の感染者と接触したことによって発生しているため医療機関の外に感染は広がっていないと指摘している。また、感染のピークは過ぎたとみられている。

ロサンゼルス郡衛生当局の担当者は、韓国から同郡に戻って来る韓国人を心配する必要はないと述べ、MERS感染の対応への準備もできていると述べている。(翻訳・編集/蘆田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携