韓国で女性従業員が「MERSだ」とうそ、「仕事をサボりたかった」―韓国メディア

Record China    2015年6月15日(月) 10時57分

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12日、韓国でMERSコロナウイルスが猛威を振るう中、女性2人が「会社に行きたくない」という理由で、SNSを通じて「MERSに感染した」とうそをつき、問題となっている。写真は仁川国際空港の入国審査場。

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2015年6月12日、韓国・聯合ニュースによると、韓国で中東呼吸器症候群(MERS)が猛威を振るう中、韓国人女性2人が「会社に行きたくない」という理由で「MERSに感染した」とソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)でうそを広めた。14日付で広州日報が伝えた。

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1人は仁川市に住む20歳のデパート店員。店がオープンできなくなれば、しばらく休みが得られると思い、「職場のデパートでMERS感染者が出たが、店側は隠している」とうその情報をネット上に流した。警察はすでに女性を告発しており、フェイスブックを通じてデマを広めるのに協力した恋人も告発されている。

もう1人はソウル市に住む会社員の女性。すでに2日欠勤しており、職場から連絡が入っていたが、夫(自称)が「MERSに感染し、入院している」と返信。雇用主が警察や衛生機関に連絡を取ったことで、うそが発覚した。「会社に行きたくなかった」と供述している。

韓国ではMERS拡大を受け、国民の間に不安が広がっており、韓国政府はこうしたデマや確実性の低い情報を広める行為を厳しく取り締まることを明らかにしている。(翻訳・編集/岡田)

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