MERS、初の10歳未満の感染か?=「もうどうしようもない」「子どもへの感染の可能性が低いということ自体がおかしな話」―韓国ネット

Record China    2015年6月13日(土) 11時11分

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12日、韓国・聯合ニュースは、韓国京畿道城南市で父がMERS判定を受けたため自宅隔離されていた小学生がMERS陽性判定を受けたと報じた。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。資料写真。

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2015年6月12日、韓国・聯合ニュースは、韓国京畿道城南市で父が中東呼吸器症候群(MERS)判定を受けたため自宅隔離されていた小学生がMERS陽性判定を受けたと報じた。

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京畿道城南市で父がMERS確定判定を受け、自宅に隔離措置され1次検査で陰性判定を受けた小学校1年生の児童が2次検査で陽性判定を受けた。この児童のMERS感染が確定すると、10歳未満感染の初の事例となる。保健福祉部は、この児童が父と共にMERS感染の2次震源地となったサムスンソウル病院に行ったと述べていることから、同病院で感染した可能性があるとしている。

城南市によると、児童には2次検査前に、発熱や咳などの症状がなかったという。保健福祉部は「児童が暫定陽性判定を受けたが、症状がなく、年齢的に発生が非常にまれなケースであるため、検体採取を再度行い、国立保健環境研究院で再確認する」と説明した。再検査の結果は、13日にも出てくると予想される。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「もうどうしようもない」

「すでに未確認の感染者があちこちにいると思う」

「子どもへの感染の可能性が低いということ自体がおかしな話だった。免疫力が弱いのは、高齢者と子どものはずだ。本来、MERS感染がここまで拡大するはずがなかったのに、保健当局は初期対応に大きな間違いしておいて、原因を他に探すのはおかしい」

「健康な成人でもかかる病気なのに、それよりも免疫力が弱い子どもがかからないというのが理にかなわないだろう」

「以前の報道では、児童は病院に行っていないと言っていたが、今度は行ったと言っている。どうなってるのか」

「父と一緒に病院に行ったとすると、とんでもない。27日に監視カメラに小学生が映っていたなら、なぜ13日間も隠していたのだ?サムスンソウル病院は疫学調査も自分の所でやって、患者の情報もソウル市や保健福祉部に出さずに超法規的に行動したそうだ。決して看過できないことだ」

「最初の患者が出た時に、病院を公開していれば、こんな大事にはならなかった。感染者は、政府を訴えろ」

「保健当局に従うより、町内を回っている消毒の自動車の後ろに従っていたほうが安全だ」(翻訳・編集/三田)

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