女子W杯で「旭日旗」を問題視、韓国ネットはいつもの反応、日本ネットは“エール”

Record China    2015年6月13日(土) 0時25分

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女子サッカーW杯カナダ大会で、韓国人観客が日本のサポーターが持っていた「旭日旗」を問題視。韓国のネットユーザーの反応は相変わらずで、日本のネットユーザーは「嫌韓が増えるだけからどんどんやって 」 などと“エール”を送っている。写真は旭日旗。

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2015年6月12日、女子サッカーW杯カナダ大会で、韓国人観客が日本のサポーターが持っていた「旭日旗」を問題視した。「旭日旗」に敏感に反応するのは、世界中でどうやら韓国だけ。韓国のネットユーザーが「気分が悪くなる」などと反応したのに対し、日本のネットユーザーは「嫌韓が増えるからどんどんやって 」 などと、むしろ“エール”を送っている。

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韓国・スポータルコリアによると、8日(現地時間)、バンクーバーで行われた女子W杯カナダ大会の日本対スイスの試合で、韓国人観客が日本側のサポーターが旭日旗を振って応援しているのを発見した。

国際サッカー連盟(FIFA)の規定に「競技場での政治的活動を禁止する」との条項があると知っていた韓国人観客は、競技場の管理者に「旭日旗は日本の侵略の歴史を象徴する旗であり、とても不快だ」と訴えた。その後、FIFA関係者がサポーターの元へ行き、旭日旗を回収したという。

旧日本海軍の伝統を受け継ぐ「旭日旗」が韓国内で非難の的になったのは、ごく最近で2011年1月のサッカー日韓戦からとされる。その後、12年8月、ロンドン五輪サッカー3位決定戦で韓国人選手が「独島(日本名・竹島)はわれわれの領土」と書かれたプラカードを競技場で掲げた行為を日本側が抗議すると、韓国側は旭日をあしらってデザインされたとみえる日本のユニホームなどを取り上げて反論。旭日旗を「戦犯旗」と呼んだり、「ナチス党旗と同じ性格の旗(ハーケンクロイツ)」とまで主張したりするようになった。

旭日旗は、海上自衛隊の「艦旗」にも使われているが、韓国以外では特に問題になっていない。その辺の事情を知る韓国メディアは、今回の事態について「旭日旗に対する世界の認識はハーケンクロイツほど深刻ではない。そのため、日本人サポーターの『意識』ある行動が重要だ。全世界が日本人選手や日本人サポーターの責任ある行動を期待している」などと、正面からの旭日旗批判を避けている。

しかし、韓国のネットユーザーの反応は相変わらずで

「歴史教育は大事。日本サポーターを見てつくづく感じた」

「旭日旗を見ると本当に気分が悪くなる。楽しいスポーツ観戦が台無しだ」

「韓国は安重根の旗で応戦するしかないな」

「FIFAは何している?もっと厳しい罰を与えるべき!日本代表チームに対し、10年間の国際大会出場禁止を命令しろ!」

などのコメントがずらり。

これに対し、日本のネットユーザーからは

「嫌韓が増えるだけからどんどんやって」

「こうやって嫌韓とは無縁の人間も韓国嫌いになっていく現実。すてきです」

「旭日旗が政治的主張か? 言い掛かりとしか思えない」

「旭日旗に文句つけてるのは韓国人だけな上に、その韓国(朝鮮)は第2次大戦で『侵略』されてはいない。大戦よりも数十年前に『条約で』併合されただけ。なので、他のアジア諸国が言うならともかく、朝鮮人が(日本の)侵略について文句つける理由が分からん」

などの声が上がった。(編集/KU)

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