2015年6月11日、中国新聞網によると、カザフスタンで、交際している女性に代わって大学入試を受験しようとした男性が注目を集めている。

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学歴社会の中国では、大学入試「高考」はその結果いかんでその後の人生が決まると言っても過言ではないほど重要なテストで、毎年、替え玉やカンニングが後を絶たない。そうした中、カザフスタンの大学入試で、男性が女装をして替え玉受験を試みるという騒動があった。

男性は大学受験を前に極度に緊張し、不安で仕方がない彼女のために替え玉を買って出た。男性はカツラをかぶって化粧をし、スカートをはいて試験会場に入ろうとしたものの、「受験票の写真とまったく違う」と係員に止められた。係員は当初、別の女性ではないかと疑っており、声を聞いて初めて男性だということに気付いたという。

結局、この男性には罰金が科され、交際相手の女性は受験資格を取り消されたが、男性の行為が「ロマンチックな替え玉」として話題になった。学生からは「バカバカしい行為だけど、ロマンチック」「私も彼氏に同じことをしてほしい！」といった声があがったほか、話を聞いたビジネスマンが彼の行動に感動し、罰金を半分肩代わりしたという。（翻訳・編集/北田）