性交渉、ハジケるのは大学生から!中学生はまだ大丈夫―中国

Record China    2007年9月7日(金) 12時13分

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2007年9月、“2007年中国性学会性教育学術会議”が開催。席上、上海社会科学院青少年研究所の研究員は、中学生の性教育問題に注目が集まっているが問題はむしろ大学生にあると発表。写真は北京大の学食。

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2007年9月、“2007年中国性学会性教育学術会議”が開催された。席上、上海社会科学院青少年研究所の楊雄(ヤン・ション)研究員は、中学生の性教育問題に注目が集まっているが問題はむしろ大学生にあると発表した。

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楊研究員は、青少年研究所が15年間継続している追跡調査の結果を発表した。それによると、1989年から2003年にかけて性交渉を経験した中学生は全体の2.8%。年代別にわけると、1989年から1998年までが1.75%、1998年から2000年までが2.6%、2000年以降が3.5%になっている。楊研究員は、経験者の比率は上昇しつつあるもののそれほど急速ではない。世間では中学生の恋愛・性交渉は非常に活発で、深刻な問題だとの意見が強いが、それは根拠がない見方だ、と主張した。

むしろ中学生と比べ、都市部を中心に大学生の性交渉経験率が急速に上昇しているという。2004年、首都師範大学性健康教育センターが全国の大学30校学生1万人を調査したところ、男子学生で15.7%、女子学生で5%が性交渉を経験済みだと回答している。データから考えれば、恋愛・性交渉の活発化は大学生が中心であり、彼らを対象とした性教育が必要とされていると楊研究員は主張した。(翻訳・編集/KT)



   

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